ヒゲの脱毛中の日焼けはどのくらいの程度ならOK?医師が解説
COLUMN
- 投稿日:
- 2024/06/21
- 更新日:
- 2024/06/21
「ヒゲを脱毛中だけど日焼けしてしまった」「施術を受けられるかどうか不安」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ヒゲの脱毛中に日焼けをするとやけどのリスクが高まるなどのデメリットが多いため、施術してもらえない可能性があります。
そこで今回は、ヒゲの脱毛中の日焼けはどの程度なら問題ないのか、詳しく解説していきます。
ヒゲの脱毛中に日焼けしてしまった方も、もともと日焼け肌の方も、ぜひ最後までチェックしてください。
ヒゲ脱毛は日焼けするとできない?
ヒゲ脱毛は、日焼けすると施術を断られるケースがあります。
ヒゲ脱毛は、メラニン色素に反応するレーザーを照射して、発毛組織にダメージを与えることで脱毛するという仕組みです。
しかし、日焼けすると肌に増えたメラニン色素にも反応してしまうリスクがあるため、日焼けをすると施術を断られることもあります。
肌質的に日焼けをしやすい方も、ヒゲの脱毛中は日焼け対策を行うことが大切です。
ヒゲ脱毛の日焼けはどのくらいの程度なら大丈夫?
ヒゲ脱毛をする際の日焼けがどのくらいであれば許されるかどうかは、クリニックや使用する脱毛器によって異なります。
しかし、一般的に下記のような状態にあてはまる場合は、施術を断られるケースが多いです。
- 日焼けをしてから時間があまり経過していない
- 焼けで肌が赤くなっている
- 日焼けしている部分としていない部分の色の差が激しい
- 日焼けによる痛みがあり皮がむけている
照射前に必ず肌の状態をチェックされるので、照射するヒゲの部位が上記のような状態になるまで日焼けしている場合は、念のため施術日をずらすことをおすすめします。
施術日の1ヶ月以内は日焼けに注意
ヒゲ脱毛を受ける場合は、施術日の1ヶ月以内は日焼けに注意しましょう。
先述の通り、日焼けしている状態だと脱毛の照射を断られる可能性があります。
また、施術前だけでなく、施術後の1週間も日焼けには要注意です。
ヒゲ脱毛は高い出力で照射するので、脱毛後は肌がデリケートな状態になっています。
肌を守るバリア機能も低下しており、日焼けによって肌が悪影響を受けやすくなるので、脱毛後の1週間も紫外線対策を入念に行いましょう。
ヒゲの脱毛中に日焼けがNGな理由は?
「なんでヒゲの脱毛中は日焼けをしてはいけないの?」「お金を払っているのに断られるのは納得いかない」と疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。
ヒゲの脱毛中に日焼けで施術を断られるのは、脱毛効果を維持しながら肌を守るのが目的です。
ここからは、ヒゲの脱毛中に日焼けがNGな理由について詳しく解説します。
脱毛効果が弱まる
ヒゲの脱毛中の日焼けは、脱毛効果が弱まる可能性があるためNGとされています。
ヒゲ脱毛では、メラニン色素に反応することで熱エネルギーが生じるレーザーを照射し、発毛組織にダメージを与える仕組みです。
日焼けすると肌のメラニン色素が濃くなるため、レーザーが肌に反応しやすくなってしまいます。
日焼けをしていない方と同じ出力でレーザーを照射すると過度なダメージを与えてしまうため、やむを得ず出力を低くしなければなりません。
しかし、ヒゲは濃く太い毛が生えている部位なので、低出力で照射しても高い脱毛効果が期待できません。
ヒゲ脱毛をスムーズに終えるためにも、日焼け肌への照射はNGとされています。
肌トラブルのリスクがある
日焼けした状態でヒゲ脱毛ができない理由は、肌トラブルのリスクが高まるからです。
日焼けをした肌は、紫外線によるダメージで肌を外的な刺激から守るバリア機能が低下しています。
そのため、肌が健康な状態のときよりも、レーザーによる肌のダメージを受けやすい傾向があるのです。
日焼けでバリア機能が低下しているときにヒゲ脱毛を行うと、赤みややけど、乾燥などの肌トラブルを引き起こしやすくなります。
特に敏感肌や乾燥肌など肌がデリケートな方ほど肌トラブルのリスクが高まるので、ヒゲの脱毛中はなるべく日焼けしないようにしましょう。
痛みが強くなる可能性がある
ヒゲの脱毛中の日焼けは、照射による痛みが強くなる可能性があるのでNGとされています。
日焼けしている肌は紫外線によるダメージを受けているので、通常より刺激を受けやすい状態になっています。
ヒゲ脱毛は高い出力で照射するのが一般的であり、通常の健康的な肌であってもゴムでパチンと弾かれたような痛みが生じるものです。
日焼けしているとなればさらに痛みを感じやすく、より一層痛みを感じるリスクがあります。
ヒゲの脱毛中に日焼けはNGとされているのは、強い痛みによるダメージや精神的ストレスから患者を守るためでもあるのです。
ヒゲの脱毛前に日焼けした時の対処法は?
「ヒゲの脱毛中なのについ日焼けしてしまった」「紫外線対策を怠ってしまい日焼けした」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
そのような方は、できるだけ早くケアすることで対処できる場合があります。
ここからは、ヒゲの脱毛前に日焼けしたときの対処法を解説するので、日焼けしてしまった方はぜひ実践してみてください。
日焼けした部分を冷やす
ヒゲの脱毛中に日焼けした場合は、日焼けした部分をよく冷やしましょう。
日焼けすると炎症が起きて肌に熱がこもるので、できるだけ早く熱を収めることが大切です。
熱を抑えるためには、タオルを巻いた保冷剤や冷たいタオルを使用してしっかり肌を冷やしましょう。
氷や保冷剤など冷たすぎるものを直接肌に当てると余計にダメージを与えてしまうので、タオルなどを使用して布越しに冷やすのがおすすめです。
美白ケアアイテムを使う
ヒゲの脱毛中にうっかり日焼けしてしまった場合は、美白ケアアイテムを使うのもおすすめです。
ビタミンCのような、メラニンの生成を阻害する成分が含まれた美白ケアアイテムを使用すると、日焼けによる影響を軽減できる可能性があります。
さらに、ビタミンCには肌の水分量を調節するセラミドの合成を促す機能もあるので、日焼けによる肌ダメージや乾燥を防げるのもうれしいところです。
健康的な肌の維持に繋がるので、脱毛後の肌トラブル予防にも繋がります。
ヒゲの脱毛中に日焼けしてしまった場合は、美白ケアアイテムを使ってスキンケアをしましょう。
水分を多めに摂取する
ヒゲの脱毛中に日焼けしてしまったときには、水分を多めに摂取するのもおすすめです。
日焼けすると、肌のバリア機能が低下して肌内部の水分量が少なくなり、乾燥しやすくなる傾向があります。
また、日焼けにより肌だけではなく体内も乾燥しやすくなるので、水分をいつもより多めに摂取するよう心がけましょう。
スキンケアはもちろんのこと、体内からも水分を摂取することで、肌のうるおいもアップします。
ヒゲの脱毛中の日焼け対策は?
男性の場合は、普段から紫外線対策を行っている方は多くありません。
「日焼け対策をどのようにすればいいのかわからない」「どの程度対策すれば脱毛を受けられるのか知りたい」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
ここからは、ヒゲの脱毛中の日焼け対策について詳しく解説します。
普段紫外線対策を一切しない方も、ヒゲ脱毛中は実践してみてください。
日焼け止めをこまめに塗る
ヒゲの脱毛中は、日焼け対策として日焼け止めをこまめに塗りましょう。
日焼け止めで紫外線対策をする場合は、適量をこまめに塗ることが大切です。
適量は使用する日焼け止めによって異なるので、必ず使用方法をチェックしてから肌に塗りましょう。
また、日焼けを徹底的に防ぐためには、2~3時間置きに塗りなおすと効果的です。
なお、日焼け止めは毛穴を塞いでしまい脱毛効果を十分に得られないリスクがあるため、クリニックによっては施術当日には日焼け止めを塗らないように指示される場合もあります。
気になる場合は、施術当日の日焼け止めの使用についてスタッフに相談しましょう。
UVカットの高い帽子や日傘を使用する
UVカットの高い帽子や日傘の使用も、ヒゲの脱毛中の日焼け対策におすすめです。日焼け止めと同時に帽子や日傘を使用すると、より日焼け防止効果を高められます。
男性の中には日傘を使用することに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、近年は夏場の日差しが強い日に日傘を使用する方も多いので、周りの目を気にする必要はありません。
どうしても日傘を使用したくない方は、UVカット効果の高い帽子をかぶるだけでも十分に日焼け防止効果が期待できます。
紫外線が強い時は外出を控える
ヒゲの脱毛中に日焼けを防ぎたい場合は、紫外線が強い時の外出を控えるのも効果的です。
紫外線は10時から14時頃に特に強まるので、紫外線対策が面倒な方はこの時間帯の外出を控えるとよいでしょう。
また、5月から7月頃には最も紫外線量が増加するので、特に注意する必要があります。
ヒゲ脱毛はエミナルクリニックメンズ
ヒゲ脱毛を受けるなら、エミナルクリニックメンズがおすすめです。
「脱毛」と聞くと女性のイメージが強いものの、エミナルクリニックメンズは男性の脱毛に特化したクリニックなので通いやすいのがうれしいところです。
脱毛の専門知識を持った医師や看護師、カウンセラーが対応してくれるので、脱毛に関する知識がない方でも安心して通えます。
また、ヒゲ脱毛は痛みが生じやすいイメージがありますが、痛みに配慮した脱毛器でスピーディーに施術を行うため、痛みが苦手な方にもおすすめです。
ヒゲ脱毛を受けるクリニックに悩んでいる方は、ぜひエミナルクリニックメンズをチェックしてみてください。
まとめ
この記事のポイントは、以下の3点です。
- ヒゲの脱毛中に日焼けすると施術を断られるケースがある
- うっかり日焼けしてしまった場合は冷やしたり美白ケアアイテムを使用したりしてケアすることが大切
- ヒゲの脱毛中は日頃から日焼け対策を行うことが重要
ヒゲの脱毛中に日焼けすると脱毛効果が弱まったり肌トラブルのリスクが起きやすくなったりするため、施術を断られるケースがあります。
施術の可否の判断はクリニックによって異なるものの、日焼けしたときには冷やしたり美白ケアアイテムでスキンケアしたりすると効果的です。
ヒゲ脱毛をスムーズに進めるためにも、普段から日焼け対策を行って、うっかり日焼けすることのないように注意しましょう。
※このコラムは一般的な脱毛についての内容を掲載しています。当院の内容と若干の違いがある可能性がございますのでご了承ください。